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#261 必ず欲しい家事室

スウェーデンの家事室

 

Tjena! 

 

スウェーデン住宅の設計において、

必ずあるのが「家事室」です。

 

実際にスウェーデンで生活をして、

本当に機能的で便利な空間でした。

 

どうして日本の住宅には、

家事室がないのだろう?

 

・・・と不思議に思います。

家事室の役割は、大きく3つあります。

 

1つ目が、家事を行うため部屋です。

家事室は、スウェーデン語で、

Kladvard」。直訳すると、

「衣類を取り扱う場所」との意味です。

 

従って、この部屋には、洗濯機、

乾燥機、流し台がレイアウトされます。

衣類収納やカウンターも必要なので、

ミニキッチンのようでもあります。

 

ちなみに、家事室のキャビネットや扉は、

キッチンメーカーが作っています。

 

「これは凄いな!」と思ったのが、

収納型のアイロン台で、引き出しから、

なんと、アイロン台が現れるのです!

 

引出式アイロン台

 

この他、掃除機やお掃除セットを

収納できるキャビネットもあります。

 

掃除用キャビネット 掃除用キャビネット

 

2つ目の役割が、勝手口です。

スウェーデンでは、意外と玄関を使わず、

勝手口を普段利用しています。

 

それもそのはず、勝手口は、

ガレージなど車から直接アプローチ

できる利便性の高い場所になるよう

予め設計されているからです!

 

衣類用キャビネット

 

買物した荷物の搬入や、汚れた服でも

気軽に使える「もう一つの玄関」ですね。

厚手のコートなど衣類を掛けられる

衣類専用キャビネットもあります。

 

3つ目の役割が、換気システムや

冷暖房機器をここに設置します。

 

スウェーデンの家事室

 

高断熱高気密の省エネ住宅では、

熱交換型換気システムが必須アイテムで、

この重要なメンテナンスの一つが、

フィルターの掃除や交換です。

 

日本では、床面積を使いたくないと、

天井裏に格納してしまいますが、

これだと日常メンテに適しません。

 

フィルターは、外気の埃や虫、煤煙、

花粉、PM2.5など・・・室内への流入を

シャットアウトするもので、本来は、

住み手が、メンテするものなのです!

 

日本の間取りを見ると、

 

・・・洗濯機は脱衣室に。

・・・勝手口はキッチンの脇に。

・・・換気システムは天井に。

 

となりがちですが、

 

省エネ住宅を機に、機械室も兼ねて、

家事室は必ず欲しいものですね。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「スウェーデン本国仕様の住宅」詳しくはこちら

 

>「家事室やキッチン」に関するお問い合わせ

 

author:Akio Kanaida, category:キッチン&洗面, 09:00
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