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#236 スウェーデン住宅の図面を解く その3

多目的ルーム

 

 

Tjena! 

 

これまでご紹介した

スウェーデンの住宅メーカー:

KarlsonHus(カールソンヒュース)社の

住宅図面ですが、今回は、

その2Fの図面を見てみましょう。

 

KH-Mangarden-Plan-2

 

モデル:Mangarden(マンゴーデン)

 

1F玄関脇のL字型階段を上ると、

2Fの中央に出ます。

 

ここは日本で言う、階段ホール

となりますが、より広く、

一つの部屋となっています!

 

この空間から、それぞれの部屋へ

アクセスするので、日本であれば

ここは、廊下になりますね。

 

しかし、廊下のように狭くして

しまうと、移動スペースだけの

空間となってしまいます・・・。

 

そこで、廊下を広くして、

一つの部屋にしてしまったのが、

この部屋であり、スウェーデン語で、

Allrum」と呼ばれます。

 

直訳すると、「All room」で

いわゆる、多目的ルームです。

 

2Fでもまた、廊下がなく、

部屋と部屋とが直接繋がった

間取りとなっています。

 

では、この「Allrum」、実際に

どうやって使われるのか?というと、

プライベート・リビングです!

 

ここには、テレビやソファーが置かれ、

その他、子供の遊具、趣味のもの

などが置かれたりします。

 

もちろん、1Fにもリビングがあります。

その違いは?・・・というと、

 

1Fの方は、来客用も兼ねています。

日常的に過ごす部屋であっても、

いつ人が来ても大丈夫なように

整理整頓され、上質な仕立てです。

 

一方、2Fの方は、完全に家族用で、

くつろげるリビング仕様です。

使い方によっては、書斎や子供の

勉強部屋にもなるので、廊下より

格段に有効利用できますね!

 

最後に収納スペースです。

 

各部屋を見ると、日本のような

「収納」が取られていません・・・。

その代わり、60x60cmのキャビネットが

たくさん並べられています。

 

G」と表記されているものが、

洋服掛けで、「L」が引き出しです。

何でも入れられる「押入れ」でなく、

整理整頓しやすく、移動したり、

増減できる仕組みです。

 

このように、収納を分離した計画は、

将来の間取り変更でも、部屋を自由に

使える秘訣・・・でもありますね!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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author:Akio Kanaida, category:スウェーデンの住宅, 09:00
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