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#235 スウェーデン住宅の図面を解く その2

スウェーデンの家事室

Tjena! 

 

前回に引き続き、

スウェーデンの住宅メーカー:

KarlsonHus(カールソンヒュース)社の

住宅を例に見てみましょう!

 

KH-Mangarden-Plan-1

 

モデル:Mangarden(マンゴーデン)

 

スウェーデン住宅の間取りに

必ずあるもので、日本にないものが、

家事室(Kladvard)です。

 

スウェーデンで家事室は、

かなりの大きさを取って、

ミニキッチンのような

キャビネットが配置されます。

 

ここには、汚れものを洗える

大きなシンクや洗濯機、そして

アイロン台などが置かれます。

 

また、住宅の屋内環境を

制御している換気システムも

ここの床に設置されます。

 

換気システムを天井に埋め込んで

しまえば、スペースを取らず、

見た目もスッキリしますね。

 

しかし、換気システムには、

給気用と排気用の2つの

フィルターがあって、

室内の空気環境をきれい

に保っています。

 

そのフィルターの掃除は、

大切なメンテナンスであり、

日常的に、簡単に行える事は、

とても重要な事だからです。

 

家事室には、勝手口があります。

勝手口といっても、玄関ドアと

同じような大きさで、日常でよく使う、

もう一つの玄関ドアと言えます。

 

勝手口は、計画上、車庫や

車の駐車場からアクセスでき、

荷物を直接搬入しています。

 

図面の全体を見てみると、

「廊下」がほとんどない事が

わかります。部屋と部屋とが

直接繋がっているのです。

 

また、構造的に見ると、

室内の耐力壁は、中央に走る

内壁と床梁だけです。

 

つまり、その他の内壁は、

間仕切り壁であって、

自由に取ったり付けたり

できるものなのです。

 

住宅を100年以上使っていく・・・

スウェーデンの間取りはシンプルで、

 

住み手によって、間取りが変えられる

仕組みとなっているのですね!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「スウェーデン本国仕様の住宅」詳しくはこちら

 

>「スウェーデンの建材詳しくはこちら

 

 

author:Akio Kanaida, category:スウェーデンの住宅, 09:00
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