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#224 進化するスウェーデン階段

スウェーデンの階段

 

Tjena!

 

スウェーデンの木製階段というと、

パイン製で節あり、ラッカー仕上げ・・・

といったイメージですね。

 

それが北欧らしい!と思われがちですが、

今、スウェーデンで作られている階段は、

かなりかけ離れたデザインです。

 

例えば、カラーリングです。

インテリアのデザインに追従して、

木製でもホワイトやブラックに塗装をかけた

階段として設計されています。

 

せっかく木製なのにもったいない・・・

と思ってしまいますね。でも触れてみると、

木の質感はそのままに温もりを感じます。

 

これまでは、ラッカー仕上げや

オイル仕上げで、樹種の素材をそのまま

表現した階段が主流でした。

 

しかし現在は、パイン材一つとっても、

部位で塗り分けたり、新たな構造方法や

鉄やガラスの異素材を組み合わたりと、

階段は想像を超えて進化しています!

 

スウェーデンの階段 スウェーデンの階段

 

壁側のささら桁(側板)は、壁と同色の

ホワイトにすると、その存在が消えます。

 

他方のささら桁など、側板自体がない

WF」と呼ばれる構造デザイン使えば、

踏み板が宙に浮いた階段となります。

 

これは、手すりが太いフレームとなって、

鉄製の手すり子が踏み板を吊っている

構造なのです。なんとも不思議ですね。

 

このように、スウェーデンでは、

もはや階段は、インテリアデザインの

一部として設計されています!

 

これら階段が、決して美術館など

特殊建築ではなく、一般的な住宅の

話ですから、驚きを隠せません・・・。

 

スウェーデンの階段

 

Spirit」と呼ばれる構造では、

ささら桁が中央に2本配置され、

その上に、踏み板が載っています。

 

見た目がスッキリとしていて、

これまでにないデザインです。

 

手すり子に、透明な強化ガラス板を

使えば、さらにその姿が強調されます。

 

このデザインなら、単調になりがちな

I型ストレート階段も、まさにオブジェ!

インテリアの一つの演出です。

 

スウェーデンの階段 スウェーデンの階段

 

Spiral」と呼ばれる構造は、

その名の通り、スパイラル階段で、

これを木製で作り上げています。

 

省スペースで上り下りが出き、

独創的なデザインの階段です。

 

階段の見た目の凄さもさる事ながら、

個々のディテールも仕上げが上品です。

 

やはり高級な北欧家具を生み出す

バックグラウンドが、このような

進化を実現させているのでしょう!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「スウェーデンの階段」詳しくはこちら

 

>「スウェーデンの建材詳しくはこちら

 

 

author:Akio Kanaida, category:木製デザイン階段, 09:00
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