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#222 どうして窓にブラインドが内蔵?

ブラインド内蔵の窓

 

Tjena!

 

スウェーデンには、ブラインドが

ガラス間に内蔵された窓があります。

 

これは、2+1=3層ガラスといって、

ペア(2層)とシングルガラス(1層)

から構成された3層ガラスで、この間に

ブラインドが内蔵されています。

 

スウェーデン窓といえば、木製で、

3層ガラスが主流ですが、このタイプでは、

ブラインドが内蔵できません。

 

「ブラインドが内蔵されているとは、

なんて最新式なのだろう!」

 

・・・と思ってしまいますが、実は、

ブラインド内蔵型の窓は、何十年も前から

スウェーデンに存在しているのです。

 

実際、私がスウェーデンで住んだ家も、

1960年に建てられた住宅だったのですが、

その家の窓は、木製で1+1=2層ガラス、

ガラス間にブラインドがありました!

 

「どうしてブラインドが、

窓に内蔵されていたのか?」

 

・・・というと、

恐らくそれは、スウェーデンが高緯度に

位置する国だからかも知れません。

 

これは住んで初めてわかった事なのですが、

夏は快適で、冬は極寒・・・だけでなく、

夏は夜中まで明るく、冬はほとんど暗い・・・

といった生活環境なのです・・・。

 

しかも、夏の夕方からは、強い西日が

ずっと続くので、とても眩しく、室内にも

真横から直射日光が長時間入ってきます。

 

スウェーデンでは、不思議なことに、

自動車のヘッドライトを昼間も点灯する

義務があります。これも後から知ったのですが、

このような状況においても、車の存在を

知らせるための安全処置だそうです。

 

ブラインド内蔵の窓

 

こういった生活環境では、夜に外が明るくても

ブラインドを閉めれば、部屋を暗くできますし、

西日が強い時も、ブラインドのフィン(羽根)

の角度を変えれば、直射日光を防げます。

 

もちろん、カーテンの代わりにもなります。

 

スウェーデンでは、日本のような、

窓を全面閉めてしまうようなカーテンは

ほとんど見かけません・・・。

 

これは、北欧のインテリアにおける

カーテンの使い方にも関係していますが、

物理的にも理にかなっています。

 

それは、冬場にカーテンで窓を全面

閉めてしまうと、断熱性の高い3層ガラスでも

結露を起こす危険率が一気に高まる!

からなのです。

 

 ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「外側アルミ2+1=3層ガラス木製窓」詳しくはこちら

 

>「外側アルミ2+1=3層ガラス木製窓」の写真をもっと見る

 

 

author:Akio Kanaida, category:2+1=3層ガラス木製窓, 09:00
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