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#216 ブラインド内蔵の窓

ブラインド内蔵の窓

 

Tjena! 

 

スウェーデン本国で使われている窓は、

たくさんの種類がありますが、

構造で分類すると、多くはありません。

 

窓は、ほぼすべてが木製窓となります。

 

搭載されるガラスユニットは、

ほとんどが3層ガラスで、最近では、

4層ガラスも使われています。

 

現在、スウェーデンから直輸入するのは、

3層ガラスでも、2+1=3層ガラスといって

室内側の2層ガラスユニットと外側の

単層ガラスとで構成された窓扉です。

 

通称、2+1(ツー・プラス・ワン)

と呼ばれています。

 

ブラインド内蔵の窓

 

どうして、3層ガラスユニットではなく、

2+1=3層ガラス構造の窓としているのか?

 

・・・というと、それは、

窓にブラインドが内蔵できるからです!

 

正確には、ガラス間にブラインドを

取り付けることができるのです。

 

なんとも面白い構造ですが、

その凄さは遮熱性能にあります。

 

ブラインド内蔵の窓

 

日本ではパッシブハウスなど省エネ仕様の

高断熱・高気密住宅では、どうしても

夏場に窓ガラスから侵入してくる日射熱が

大きな負荷となってしまいますね。

 

これに対しては、屋根の庇を長く出したり、

オーニングを付けたり、遮熱ガラスを使用

するなどしか選択肢がありません。

 

しかし、「2+1」であれば、

ブラインドを下す(閉める)ことで、

夏場の日射熱を遮ることができます。

 

そのメカニズムが驚きで、遮られた熱は、

ガラス間の空気対流で、窓の外へと

自然と放出される仕組みです!!

 

ブラインドは、手動であるものの、

上げ下げや角度調整ができます。

 

例えば、夏の昼間は、南と西でブラインドを

閉めて日射熱を遮り、冬の昼間は、逆に

南と西を全開にすれば、日射熱を取り入れる

ことができる・・・というわけですね。

 

こうすることで、より少ない冷房と

暖房で屋内環境を快適に保てます。

 

ブラインド内蔵の窓

 

もちろん、夜の間は、ブラインドを

完全に閉めてしまえば、カーテンも不要です!

 

意外なことに、ホコリのつかないブラインドと

カーテンが不要といった点が、最も高い評価を

もらっていたりするのですが・・・。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「外側アルミ2+1=3層ガラス木製窓」詳しくはこちら

 

>「外側アルミ2+1=3層ガラス木製窓」の写真をもっと見る

 

 

author:Akio Kanaida, category:2+1=3層ガラス木製窓, 09:00
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