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#205 スウェーデン住宅の輸送

スウェーデン住宅の輸送

 

Tjena!

 

スウェーデン本国仕様住宅を建てる場合、

一体どうやって、あんな大きな住宅を

スウェーデンから持ってくるのでしょうか?

 

日本では信じがたい話なのですが、

スウェーデンは、住宅輸出国なのです!

 

スウェーデンの工場で作った住宅を、

ヨーロッパ各地へと輸出しています。

 

スウェーデンの住宅は、日本でいう、

枠組壁工法で、いわゆるツーバイフォー工法

と似たような構造となっています。

 

したがって、住宅構造の構成を見てみると、

例えば、2階建木造住宅では・・・

 

1. 1F床根太組

2. 1F外壁&内壁

3. 2F床根太組

4. 2F外壁&内壁

5. 屋根小屋組

 

といった5つに分類されます。この内、

135は、角材や合板で構成されるため、

工場ではプレカット加工のみです。

 

最も重要なのは、24の外壁&内壁です。

スウェーデンでは、壁の枠組のみならず、

窓やドアも取り付け、断熱材を充填します。

 

そして合板や外装材、造作材まで取り付け、

水切り材といった防水処理から気密処理まで、

すべてを工場で作り上げてしまうのです!

 

これは、「壁ブロック」と呼ばれ、

トラックで輸送可能な長さ、つまり、10m長もの

外壁ブロックを作れる技術と設備があります。

 

住宅の外壁と内壁は、設計段階で分割され、

工場では、完成した「壁ブロック」が

3から4つ毎にパッキングされます。

 

スウェーデン住宅の輸送 スウェーデン住宅の輸送

 

スウェーデン国内やヨーロッパへは、

トラックで工場から建築現場へと運びます。

 

トラックには、これら「壁ブロック」と

プレカットした床根太組や屋根小屋組、

ルーフィングや雨樋等一式を積み込みます。

 

ヨーロッパ諸国など、遠い建築現場では、

住宅の躯体だけでなく、階段や室内ドア、

フローリング、造作材、暖炉・・・など、

その家に必要な建材も一緒に積載します。

 

したがって、日本へ輸送するには、トラック

ではなく、海上コンテナを使えばよいのです!

 

コンテナ車で輸出港まで陸送し、日本行きの

貨物船へと載せ、「住宅」を輸出します。

 

日本の主要港へ到着したら、「住宅」を輸入し、

コンテナ車で、建築現場へと運ぶわけです。

 

スウェーデン住宅の輸送

スウェーデン住宅の輸送

 

場合によっては、港で荷物をコンテナから

取り出し、トラックで現場への搬入もできます。

 

スウェーデン住宅の輸送

 

スウェーデンにとって、住宅を日本へ送る事は、

国内配送とあまり変わらないわけですね!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

* Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「スウェーデン本国仕様の住宅」詳しくはこちら

 

>「スウェーデンの建材詳しくはこちら

 

 

author:Akio Kanaida, category:スウェーデンの住宅, 09:00
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