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#200 港でのデバンニング

デバンニング-横浜港

 

Tjena!

 

スウェーデン住宅や建材を載せたコンテナは、

大型の貨物船で日本まで海上輸送されます。

 

コンテナは、まず、主要港へと運ばれます。

日本では、博多港や神戸港、横浜港、東京港、

そして苫小牧港などが主要港です。

 

例えば、スウェーデンから横浜港までは、

44日程度。約1ヶ月半ですね。

 

貨物船が港に到着すると、大型クレーンが

コンテナを一つずつ降ろし、そのまま

コンテナ車へと載せて行きます。

 

デバンニング-横浜港

 

コンテナはまず、CYContainer Yard)、

コンテナヤードと呼ばれる保税地域へ

運ばれ、輸入通関手続きが行われます。

 

通関手続きが完了すると、コンテナを

CYの保税地域から取り出せます。

 

スウェーデン住宅や建材を、

そのままコンテナごと現場へ送る場合は、

コンテナをコンテナ車で送ります。

 

デバンニング-横浜港

 

これを、Drayage(ドレージ)といって、

コンテナを陸上輸送することです。

 

通常は、港の倉庫にて、コンテナから

建材を取り出します。この作業は、

デバンニング(Devanning)と言います。

 

通称、「デバン」と呼ばれているため、

初めて「デバンはいつにしますか?」と

聞かれた時、誰の「出番」だろう・・・

と思ってしまいました・・・。

 

ちなみに、コンテナに貨物を詰め込む

作業のことを、バンニング(Vanning)と言います。

 

デバンでは、荷下ろしのプロフェッショナルが

待ち構えているので、40フィートコンテナ

(長さ約12m)の建材を、わずか30分程度で

すべて取り出してしまいます!

 

デバンニング-横浜港

 

スウェーデンの建材は、窓やドア、階段、

フローリング、造作材など形状が様々なので、

荷物を積み込むのも大変な作業ですが、

取り出すのも難しく時間がかかるものです。

 

大型貨の物船でも、海の波が荒れれば、

コンテナは揺さぶられてしまいます。

 

そこで、建材を載せた木製パレットは、

コンテナの木製床にビスで固定されていたり、

コンテナ内部にあるフックを使ってベルトで

固定された状態で積載されて来ます。

 

最も難しいのは、長尺物を取り出す作業でしょう。

フローリングやパネル等は、長さが4mで、

重さも2トン近くになります・・・。

 

デバンニング-横浜港

 

そのため、スウェーデンの建材工場において、

パレットの下に「Slade」(スレーデ)と呼ばれる

加工を施し出荷してもらっています。

 

これは、いわゆる「ソリ」の意味です。

重量級の長尺物も、

 

この「ソリ」に載せて引きずり出してしまおう!

 

・・・という企みですね。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

* Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「スウェーデン本国仕様の住宅」詳しくはこちら

 

>「スウェーデンの建材詳しくはこちら

 

 

author:Akio Kanaida, category:ロジスティクス, 09:00
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