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#225 階段のスタイル

階段のスタイル

 

 

Tjena!

 

曲線の美しいスウェーデンの

木製デザイン階段は、オーダーメイドで、

一つひとつががオリジナルです。

 

というのは、階段ホールの

サイズに合わせて、形状、スタイル、

樹種と塗装、各パーツを選んでいくので

同じ階段にはならないのです。

 

施工事例を見れば見る程に、

一体どんなデザインにすればよいか?

みんな悩んでしまいます。

 

そこで、スウェーデン階段の

基本スタイルをご紹介します。

 

スタイルの基本は6つあって、

実際には、これらのスタイルを

組み合わせる事も可能です。

 

よく使われるのが、

Tradition(トラディション)と

Stepped Tred(ステップ・トレッド)です。

 

階段のスタイル 階段のスタイル

 

Traditionは、伝統的なスタイルです。

踏板をささら桁(側板)に差し込む

タイプで、ささら桁の曲線美を

最も強調させることができます。

 

Stepped Tredは、モダンスタイルで、

踏板をささら桁の上に載せるタイプです。

踏板が強調されたデザインです。

 

続いて、最近の主流が、

Spirit(スピリット)と

WF(ダブリュー・エフ)です。

 

階段のスタイル 階段のスタイル

 

Spiritは、Stepped Tredと同様に

踏板をささら桁の上に載せますが、

ささら桁が中央に配置されます。

 

階段は、どうしても背面からの

見た目が退屈になりがちですが、

Spiritは、ささら桁の織り成す

立体が美しい構造デザインです!

 

そして、WF

これは何度かご紹介していますが、

踏板を手すりが吊っているタイプです。

 

このデザインも圧巻ながら、

スウェーデンでの事例を見ると、

その配色が見事です。

 

例えば、白い壁と同色のホワイトで

階段パーツを仕上げます。ただ、

唯一、踏板だけブラック塗装します。

 

すると、どうでしょう・・・?

 

白い空間に、黒い踏板が浮遊している

インテリアとなるのです!

なんとも想像力が豊かですね。

 

最後に、New Age(ニュー・エイジ)

Minima(ミニマ)です。

 

階段のスタイル 階段のスタイル

 

New Ageは、Traditionの派生で、

ささら桁が階段状で、家具のような

スタイルです。

 

Minimaは、ロフト用階段など、

コンパクト・スタイルです。

 

ただ小さくするだけでなく、

機能性を満たしながら、デザインも

スタイリッシュにまとめ上げる。

 

これがスウェーデン・スタイルです!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

>「スウェーデンの階段」詳しくはこちら

 

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author:Akio Kanaida, category:木製デザイン階段, 09:00
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#224 進化するスウェーデン階段

スウェーデンの階段

 

Tjena!

 

スウェーデンの木製階段というと、

パイン製で節あり、ラッカー仕上げ・・・

といったイメージですね。

 

それが北欧らしい!と思われがちですが、

今、スウェーデンで作られている階段は、

かなりかけ離れたデザインです。

 

例えば、カラーリングです。

インテリアのデザインに追従して、

木製でもホワイトやブラックに塗装をかけた

階段として設計されています。

 

せっかく木製なのにもったいない・・・

と思ってしまいますね。でも触れてみると、

木の質感はそのままに温もりを感じます。

 

これまでは、ラッカー仕上げや

オイル仕上げで、樹種の素材をそのまま

表現した階段が主流でした。

 

しかし現在は、パイン材一つとっても、

部位で塗り分けたり、新たな構造方法や

鉄やガラスの異素材を組み合わたりと、

階段は想像を超えて進化しています!

 

スウェーデンの階段 スウェーデンの階段

 

壁側のささら桁(側板)は、壁と同色の

ホワイトにすると、その存在が消えます。

 

他方のささら桁など、側板自体がない

WF」と呼ばれる構造デザイン使えば、

踏み板が宙に浮いた階段となります。

 

これは、手すりが太いフレームとなって、

鉄製の手すり子が踏み板を吊っている

構造なのです。なんとも不思議ですね。

 

このように、スウェーデンでは、

もはや階段は、インテリアデザインの

一部として設計されています!

 

これら階段が、決して美術館など

特殊建築ではなく、一般的な住宅の

話ですから、驚きを隠せません・・・。

 

スウェーデンの階段

 

Spirit」と呼ばれる構造では、

ささら桁が中央に2本配置され、

その上に、踏み板が載っています。

 

見た目がスッキリとしていて、

これまでにないデザインです。

 

手すり子に、透明な強化ガラス板を

使えば、さらにその姿が強調されます。

 

このデザインなら、単調になりがちな

I型ストレート階段も、まさにオブジェ!

インテリアの一つの演出です。

 

スウェーデンの階段 スウェーデンの階段

 

Spiral」と呼ばれる構造は、

その名の通り、スパイラル階段で、

これを木製で作り上げています。

 

省スペースで上り下りが出き、

独創的なデザインの階段です。

 

階段の見た目の凄さもさる事ながら、

個々のディテールも仕上げが上品です。

 

やはり高級な北欧家具を生み出す

バックグラウンドが、このような

進化を実現させているのでしょう!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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#208 木製階段の美の秘訣

スウェーデンの階段

 

Tjena!

 

スウェーデンの階段を見ると、

みんな口を揃え、「美しい」と言います。

 

美しい階段は、たくさんありますが、

その美しさを「木」で表現している

スウェーデンの階段は、独創的です!

 

今回は、その木製階段が、

どうして美しく見え、そう感じるのか?

詳しく見て考察したいと思います。

 

まず、パッと見た時の曲線美です。

 

とても単純な、L型階段でも、

手前のささら桁(側板)は凸カーブ、

奥のささら桁は凹カーブとなっています。

 

逆に配置することで、階段のフォルムが

すごく躍動的に見えますね!

 

また、L字で曲がるコーナー

部分に支柱がありません・・・。

 

立体的に階段を支える構造なのです。

その結果、階段に浮遊感が生まれ、

木製でありがちな重さを感じません。

 

スウェーデンの階段

 

同じL型の階段でも、ささら桁が、

壁側しかない階段まであります!

 

一瞬、構造がどのようになっているのか?

 

不思議に思うと同時に、まるでオブジェ・・・

のようなその姿は、美術品なのか?

 

本当に階段として上れるのか?

ドキドキしてしまう程です・・・。

 

この構造は、ささら板がない代わりに

手すりを太くすることで、手すりが階段を

支えるフレームとなっています。

 

そして、手すりに見えるのは、実は、

ロッドと呼ばれる構造用引張材で、

これが踏み板を「吊っている」のです!!

 

しかも、当然のごとく、L字コーナー部に

支柱はなく、全体が一つの構造体となった、

まさに「構造美」と言えるでしょう。

 

スウェーデンの階段

 

踏み板を見てみると、ほぼすべての形状が、

一つひとつ違います。それ故、階段が、

どこから見ても、優雅なエレガントな

印象を与えているのです。

 

これも意味があって、すべての踏み板は、

「階段中央で同じ奥行」となるように、

分割して設計されています。

 

すると、階段がどのように曲がっても、

階段の奥行と高さは同じ、つまり、

「上り下りのリズムが一定!」となります。

 

上り下りのリズムが変わることが、

階段での転倒リスクを最も高めるからです。

 

確かにその通りですが、日本では、

そんな階段見たことありませんね!?

 

同じ階段でも、木の樹種や塗装を変えたり、

手すりにスチールやガラスを組み合わせるなど、

素材の組み合わせで表情も変わります。

 

そして、何と言っても、クールな美しさに

素朴な木の温もりを感じる・・・これが、

北欧インテリアの秘訣なのかもしれません。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

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#203 イングランド古民家に合う階段

スウェーデンの階段

 

Tjena!

 

栃木県の那須に建てられた、

イングランド古民家風デザインの住宅では、

スウェーデン製階段が使われています。

 

スウェーデンの階段は、希望の形状と

寸法に合わせて、一つひとつ作製されます。

 

階段を構成するパーツも、樹種や素材、

形状、仕上げを選んで組み合わせ可能です。

 

>「スウェーデンの階段」詳しくはこちら

 

今回、イングランド古民家風デザインの

住宅に選ばれた階段は・・・というと、

 

U型の階段形状に、親柱がNo.1/Spar1+Type B

手すりはNo.3、手すり子はNo.3のディテールです。

 

スウェーデンの階段

 

階段スペースは、約 2m x 2.2mと広いので、

中間に踊り場を設けたデザインです。

 

スウェーデンの階段

 

木製階段の樹種は、パイン材。

 

しかしながら、踏み板と手すり子のみ

オーク調のステイン塗装仕上げ、その他部位は、

ホワイト仕上げが施されました。

 

スウェーデンの階段

 

広い階段なので、今後、階段下の一部は、

収納スペースとしても活用できるよう、

 

踏み板の1段目〜6段目:オープン階段

踊り場の7段目〜14段目:クローズ階段

 

とします。こうする事で、開放的なデザイン

と機能性を兼ね備えた階段となります。

 

パイン製のスウェーデン階段というと、

節ありのクリアラッカー仕上げ!

 

といったイメージがありますが、

本国では、このように、インテリアに合わせ

実に様々なデザインで作製されています。

 

スウェーデンの階段

 

階段を上りきった2階にあるホールには、

吹き抜けに面し、やはり同じデザインの

手すり&手すり子が設置されます。

 

スウェーデンの階段

 

階段材は、工場でプレカットされているので、

現場ではそれらを組み上げるだけです!

 

スウェーデンの階段

 

このイングランド古民家風デザインの住宅には、

インテリアにもスウェーデン建材が使われています。

 

例えば、フローリング。

パイン製の無垢材ですが、厚みが25mm

幅が180mmもあるものです!

 

インテリアに合わせ、節が多いものを選んだり、

リビングに入る室内ドアは、ガラス入りで

クラシック調のパインドアを選んでいます。

 

この他、スウェーデン製パイン無垢材の

巾木も使用しています。

 

スウェーデン建材を取り入れた、

イングランド古民家風デザインのインテリアが、

最終的にどんな感じに仕上がるのか・・・?

 

完成が楽しみですね!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

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#174 スウェーデンの現場から

スウェーデンの螺旋階段

 

Tjena!

 

スウェーデンの階段メーカーより

現場写真が届いたのでご紹介します。

非常に美しい木製の螺旋階段です!

 

踏板はオーク材のオイル仕上げ、

その他の部位はホワイトペイントです。

 

スウェーデンの螺旋階段 スウェーデンの螺旋階段

 

螺旋階段は、大空間のLDKスペースに

設置されています。階段の目の前は、

オープンキッチンになっていて、

アイランドのカウンターがあります。

 

日本的感覚では、住宅としては珍しい程の

「大空間」ですが、スウェーデンでは一般的で、

このようによく中央に暖炉が設置されます。

 

日本の間取りのように、キッチン、階段、

暖炉とそれぞれ専用の「スペース」で空間を

分けるのとは、まさに対照的ですね!

 

なぜならば、キッチン、階段、暖炉も、

インテリアの一部だからでしょう。

 

夜になれば、薪ストーブの炎と照明の光とが

重なり合って、なんとも素晴らしい空間になる

ことがこの写真から想像できますね!

 

この階段は、スウェーデン建築基準により

直径が1.9mで作られていますが、

より小さな円で作ることも可能だそうです。

 

スウェーデンの螺旋階段 スウェーデンの螺旋階段

 

螺旋階段といえば、鉄製の方がスマートで

クールと言えるものの、木製も温もりがあって、

北欧らしいインテリアを演出しています。

 

樹種も硬木であれば、螺旋構造が可能です。

例えば、ブナ材や白樺材も選べるのです。

 

こうして見ると、階段は住空間の主役であり、

モニュメントと言えるのかもしれませんね。

 

私がスウェーデンで見てきた階段では、

間接照明やスポットライトが使われている

事例も少なくありません。

 

例えば、この螺旋階段の場合であれば、

階段軸の上部天井からスポットライトを

照らしたらどうでしょうか?

 

または、踏板の外側縁にLED

点線のように付けたらどうでしょうか?

 

夜になると、階段が照明で浮かび上がったり、

螺旋の光が、1Fから2Fまで描かれます・・・。

 

まるで、ホテルやレストランの演出ですが、

スウェーデンで一般的に行われている事であり、

友人を招待するホームパーティーが、まさに

そのような空間でもあるわけですね!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

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