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#201 4Tユニック車での納品

現場配送-4Tユニック

 

Tjena!

 

主要港でコンテナから取り出された

スウェーデンの建材は、トラックに

積載されて現場へと向かいます。

 

トラックの積載は、大体が午後で、

夕方には積載が完了した状態です。

 

現場配送-4Tユニック

 

トラックは現場へと直送されるので、

翌朝には、現場付近で待機、午前中には、

荷下ろしが始まる段取りとなります。

 

通常は、4T(トン)ユニック車を使います。

一般的な住宅で、玄関ドア、窓、床材など

1棟分を取ると、1台で納まる計算です!

 

4Tユニック車の荷台は、幅が約2.1m程度、

長さが約5.7mと、ちょうど20フィート

コンテナ(長さ6m程度)の一回り小さい

大きさとなっています。

 

ユニック車は、トラック自体にクレーンが

付いているので、建材を目的地まで運んだ後、

現場へ建材を降ろせるので便利です。

 

建材が多い時は、2台に分けて輸送します。

現場への搬入経路に余裕がある場合には、

もっと大型の10Tユニック車が使えます。

 

現場へ4Tユニック車が到着すると、

建材をクレーンで降ろして行きます。

 

現場配送-4Tユニック

 

それぞれの建材は、木製パレットの上に

梱包された荷物なので、そのまま、

地面に降ろすことができます!

 

現場配送-4Tユニック

 

例えば、一般的な住宅における窓の数は、

20個程度ですが、この場合の梱包は、

4パレット程度です。

 

したがって、4Tユニック車に積載された

建材も荷物の数でいうと、大きなもので、

68個程度、荷下ろしの所要時間は、

60分程度といったところでしょう。

 

現場配送-4Tユニック

 

現場へ降ろされた建材は、住宅の内部や

外の敷地に運ばれます。窓や玄関ドアなど、

そのまま直接取り付けも可能です!

 

現場配送-4Tユニック

 

屋外で建材を保管する場合は・・・

 

地面にブルーシートを敷き、その上に

パレットごと荷物を載せて、新しい

ブルーシートで上から覆います。

 

風で飛ばされないように、ロープなどで

ブルーシートをしっかりと固定します。

 

この状態であれば、施工中の間、

建材を屋外で保管することもできます。

 

コンテナが港に到着してから、輸入通関の

許可が下りるまで34日程度なので、

 

1週間後に、建材が現場に届き、建物に

取り付けられる・・計算となりますね。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

* Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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author:Akio Kanaida, category:ロジスティクス, 09:00
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#200 港でのデバンニング

デバンニング-横浜港

 

Tjena!

 

スウェーデン住宅や建材を載せたコンテナは、

大型の貨物船で日本まで海上輸送されます。

 

コンテナは、まず、主要港へと運ばれます。

日本では、博多港や神戸港、横浜港、東京港、

そして苫小牧港などが主要港です。

 

例えば、スウェーデンから横浜港までは、

44日程度。約1ヶ月半ですね。

 

貨物船が港に到着すると、大型クレーンが

コンテナを一つずつ降ろし、そのまま

コンテナ車へと載せて行きます。

 

デバンニング-横浜港

 

コンテナはまず、CYContainer Yard)、

コンテナヤードと呼ばれる保税地域へ

運ばれ、輸入通関手続きが行われます。

 

通関手続きが完了すると、コンテナを

CYの保税地域から取り出せます。

 

スウェーデン住宅や建材を、

そのままコンテナごと現場へ送る場合は、

コンテナをコンテナ車で送ります。

 

デバンニング-横浜港

 

これを、Drayage(ドレージ)といって、

コンテナを陸上輸送することです。

 

通常は、港の倉庫にて、コンテナから

建材を取り出します。この作業は、

デバンニング(Devanning)と言います。

 

通称、「デバン」と呼ばれているため、

初めて「デバンはいつにしますか?」と

聞かれた時、誰の「出番」だろう・・・

と思ってしまいました・・・。

 

ちなみに、コンテナに貨物を詰め込む

作業のことを、バンニング(Vanning)と言います。

 

デバンでは、荷下ろしのプロフェッショナルが

待ち構えているので、40フィートコンテナ

(長さ約12m)の建材を、わずか30分程度で

すべて取り出してしまいます!

 

デバンニング-横浜港

 

スウェーデンの建材は、窓やドア、階段、

フローリング、造作材など形状が様々なので、

荷物を積み込むのも大変な作業ですが、

取り出すのも難しく時間がかかるものです。

 

大型貨の物船でも、海の波が荒れれば、

コンテナは揺さぶられてしまいます。

 

そこで、建材を載せた木製パレットは、

コンテナの木製床にビスで固定されていたり、

コンテナ内部にあるフックを使ってベルトで

固定された状態で積載されて来ます。

 

最も難しいのは、長尺物を取り出す作業でしょう。

フローリングやパネル等は、長さが4mで、

重さも2トン近くになります・・・。

 

デバンニング-横浜港

 

そのため、スウェーデンの建材工場において、

パレットの下に「Slade」(スレーデ)と呼ばれる

加工を施し出荷してもらっています。

 

これは、いわゆる「ソリ」の意味です。

重量級の長尺物も、

 

この「ソリ」に載せて引きずり出してしまおう!

 

・・・という企みですね。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

* Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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#164 スウェーデンからの建材輸送

コンテナへの積載

 

Tjena!

 

今回は、スウェーデン建材、日本まで

どのように運んでいるか?についてお話します。

 

例えば、家1棟分に必要な建材を手配する場合、

玄関ドアは、玄関ドア専門メーカーへ、

窓やテラスドアは、窓メーカーへ発注します。

 

そして、室内ドア、階段、フローリング、造作材

と多い時には、20社程度にもなります!

 

基本は受注生産なので、スウェーデン本国で

ラインナップされているすべての商品を、

希望の仕様、仕上げ、サイズ、数量で頼めます。

 

各メーカーは、受注後、生産に取り掛かります。

 

納期は、建材によって様々です。例えば、

窓は6週間、ドアは4週間、フローリングは3週間

が目安となるので、最も生産期間のかかる窓の

納期に合わせて、他の納期も指定しておきます。

 

すべての建材は、スウェーデンの輸出港、

Göteborg(ヨーテボリ)港へトラック輸送されます。

メーカーは出荷後に、数量と重量、サイズを報告します。

 

これらの情報を、港の輸出ターミナルに報告し、

各メーカーからの建材を荷受していきます。

すべての建材が集まったら、コンテナへ積載します。

 

コンテナへの積載

 

通常のコンテナ輸出では、窓であれば窓だけ、

フローリングであればフローリングだけと、

荷姿が一定なのですが、家1棟分の建材となると

荷姿は様々で、その都度、積載計画図が必要です・・・。

 

コンテナの大きさは、20フィートと40フィート。

 

共に幅は、約2.3mと同じですが、

20フィートは長さが6m、高さが2.4m程度、

40フィートは長さが12m、高さが2.7m*程度です。

* 40’HCにおける高さ

 

コンテナへの積載

 

荷物の積替には、フォークリフトが使われるので、

建材は、木製パレットの上に載っています。

木製パレットの高さは、15cm程度、サイズは、

ユーロパレットと言って、80x120cmです。

 

したがって、建材の梱包幅は、ほとんどが80cmで、

長さは120から180cm、ドアだと210cm程度です。

これらのサイズを元に、積載計画を考えていきますが、

問題は、建材同士、重ね積みできないという事です。

 

しかし、木製フローリングの梱包は例外で、

コンテナ内部で、安定した土台となるので、その上に、

窓やドア、造作材など他の建材を上積可能です!

 

コンテナへの積載

 

特に、パイン無垢フローリングは、梱包サイズを、

必要に応じて変えてくれるので、一緒に混載する

建材によって、予めサイズを指定しておきます。

 

日本にコンテナが到着すると(約6週間後)、

各建材を輸入通関し、コンテナのまま、若しくは

トラックへ積み替え、倉庫または現場へ搬入します。

 

こうして、荷姿の異なる家1棟分の建材でも

コンテナ内部の空間を最大限に利用しながら、

スウェーデンから建材を輸送しているのです!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

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#112 スウェーデン建材の輸送
スウェーデン建材の輸送

Tjena!
 
「スウェーデン建材は、どのように運ばれて、
どのくらいの輸送期間がかかるのですか?」
とよく聞かれることがあります。
 
スウェーデンは、ヨーロッパの北に位置し、
日本との距離は、おおよそ8,000kmです!
 
スウェーデンで製作された建材は、港で
コンテナに載せられ、船便で運ばれてきます。
船は貨物船で、ヨーロッパから主要港(国)に
立ち寄りながら日本へやってきます。

スウェーデン建材の輸送
 
貨物船は、「Far East」行きで、極東もしくは
東の果て・・・といった意味で、日本は終点です。
 
日本で見る世界地図は、日本が中心ですが、
スウェーデン(ヨーロッパ)で見る世界地図は、
イギリスが中心となっています。
この地図で見ると、日本は、右のずっと端にある
本当に小さな島なのです。まさに東の果てですね。
 
船会社で異なりますが、現在のスケジュールでは、
スウェーデンから東京港まで約48日間です。
博多港も約48日間で、横浜港が44日間、そして、
神戸港が最も早く、41日間となっています。

 
大型貨物船がまず神戸港に到着し、他港行きの荷物は、
小型貨物船へと積み替えられる仕組みです。
もしくは、手前の主要港である釜山港(プサン港、韓国)
で積み替えられる事もあります。
 
また、航空便で日本へ運ぶといった方法もあります。
この場合、スウェーデンから日本の空港までは、
載せ替えも含め、1日から2日間といった早さです!
 

ただし、船便に比べて割高となってしまいます。
飛行機は、あまり重いものを載せて飛べないので、
運賃は重量に従うのですが、機内の貨物スペースも
小さいため、大きなものも運賃は高くなります。
 
航空便の場合、体積重量換算というのがあって、
1m3は約167kgに相当とみなされるのです。
つまり、体積が1m3で、10kgしかない荷物も、
運賃計算では167kgの荷物!となるのです・・・。
 
これら輸送期間は、スウェーデンから日本の主要港
(ターミナル)間の日数なので、実際には、
スウェーデンの工場出荷から港までのトラック輸送、
港での積込&輸出通関、そして、日本到着後の輸入通関、
納品先までのトラック輸送が加算されるので、
 
コンテナによる船便:約10週間(約2.5ヶ月)
混載便による航空便:約 2週間
 
が輸送期間の目安となります。
 
余談ですが、スウェーデン製オムツ交換台(北欧家具)
では、単体で日本へ取り寄せることもあり、
国際郵便小包で送ると、輸送期間が最短で9日間と、
早くてしかも安くなる場合もあります。

フローリングの梱包
 
スウェーデン建材の納期となると、輸送期間に、
生産期間が加わります。在庫がある建材は別ですが、
基本、スウェーデン建材は、受注生産です。
注文が確定されてから、製作に必要な材料が
発注され組み立て、建材を仕上げていくのです。
 
生産期間の目安は、床材や造作材等で約3週間、
ドアが4週間、窓は約6週間にもなります。
従って、実際の納期は、船便で3から4ヶ月です。
 
窓の梱包

日本の一般的な建材の納期と比べると、納期の長さに
みなさん驚かれますが、その分、最新の建材仕様で、
必要な種類を、指定の仕上げで、希望の数量だけ
まとめてお届けできる・・・というわけです!

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞
 
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