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#078 スウェーデンの住宅展示場
スウェーデンの住宅展示場

Tjena!
 
日本では、総合住宅展示場がたくさんあります。
いろんな住宅タイプを比較でき便利ですね。
しかし、スウェーデンでは、日本のような住宅展示場が
どこにも見当たりません・・・。一体どのように、
依頼先や住宅の情報を入手しているのでしょうか?
 
スウェーデンで最も見かけるのは、いわゆる、
完成見学会です。新築した住宅を、住み始める前に、
住宅メーカーの営業マンが案内してくれます。
「オープンハウス」といった感じです。
 
営業マンは、新築以外にも、すでに住み始めている
住宅も案内してくれます。そこでは、実際に住んでいる方が、
家についての体験談も話してくれるのです。
 
一般的には、このような方法で情報を入手しています。
そんな中、近くに住宅展示場がオープンしたというので、
早速行って見てきました。しかし、地図通り会場に行っても
展示場がどこにも見当たりません・・・。
そこにあるのは、新築住宅が並んだ新しい住宅街でした。
 
よくよく見ると、実は、その住宅街が展示場だったのです!
日本の総合住宅展示場をイメージしていた私は、はじめ、
それが展示場だと気づきませんでした・・・。
 
そこで見たスウェーデンの住宅展示場は、日本とは違って、
既存の住宅街の隣にある新しい区画に、各社が一棟ずつ建て、
展示期間が終わると建売物件として売り出す形式です。
展示場自体もしっかり建築計画されているため、
無駄がなくとても魅力的なエリアでした!

住宅情報源

ところで、日本の国土交通省、「住宅市場動向調査」
によると、依頼先に関する情報収集方法のトップは、
圧倒的に「住宅展示場」だそうです。
依頼先を選ぶための情報源として、住宅展示場が
重要なポジション(49.2)にあります。
 
また、インターネットによる情報源が、雑誌や広告
といった紙媒体より、高まっています(13.3)。
インターネットであれば、発信できる情報量に限りが
ありませんし、最新の情報を直ちに伝えられます。

依頼先情報源

続いて、住宅情報を入手するための情報源も同様に、
初期段階(71.7)、比較・検討段階(63.5)、
絞り込み・契約段階(48.4)とすべてにおいて、
住宅展示場が高い割合を占めています!
 
やはり、住宅の良さを伝えるのに最も効果的な方法が、
「その住宅を体感してもらうこと」なのです。しかし、
そこで問題なのが、住宅を体感してもらう方法です。
 
日本のような総合住宅展示場も一つの方法です。
費用はかかるものの、イベントや広告による集客力は抜群です。
 
住宅展示場も、展示住宅として考え、スウェーデンのように、
展示期間が終わると建売物件として売ることを前提に、
展示住宅を計画し建築することもまた一つの方法ですね。
 
さらに最近では、「バーチャル展示場」といったものもあります!
これは、インターネットで、住宅を体感できる新しい手法です。
最終的には、現物の住宅を訪れることになりますが、
「ぜひ、展示場を見たい」と思う人を増やす集客力が見込めます。
こうすれば、展示住宅の立地場所も自由度が増すので、
新たな日本の展示場のあり方が見えてくるようです。
 
  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞
 
* Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。
 
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author:Akio Kanaida, category:住宅展示場, 09:00
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