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#231 室内ドアのレバーハンドル

室内ドアのレバーハンドル

 

Tjena! 

 

スウェーデンの室内ドアに装着される

レバーハンドルはユニークです。

 

室内ドアには、スウェーデンの工場で、

ロックケースが内蔵されます。

 

室内ドアのロックケース

 

ロックケースには、上下に

二つの穴があって、

上がレバーハンドル用。

下がロック用となります。

 

これらは、スウェーデン統一規格と

なっているので、いろんなデザインの

レバーハンドルが組み合わせ可能です!

 

ドアのデザインによって、若干、

扉の厚みが変わる事もありますが、

取り付け用のネジが、長さ調整できる

タイプなので大丈夫です。

 

ロックケースの下の穴は、

通常、キープレートで覆います。

 

室内ドアの鍵穴

 

これは、鍵穴のあるプレートで、

おとぎ話に出てくるようなモノですが、

実際に、専用の鍵も付属し、ドアを

施錠する事ができるのです!

 

室内ドア用キープレート

 

鍵もまたノスタルジックで、

本当に使えるから面白いですね。

 

室内ドアの鍵

 

ただ、この鍵穴は、貫通しているので、

鍵穴を覗くと、室内が見えます・・・。

 

この事をスウェーデン人に聞いたら、

 

「家族なので、基本的に覗かないし、

覗かれたくない場合は、鍵を鍵穴に

差したままにすれば問題ないよ。」

 

といった返答でした。

 

確かに、それで十分ですよね。

 

実際には、トイレ用サムターンもあって、

キープレートの代わりに装着できます。

 

室内ドア用サムターン

 

ホームオフィスなどでは、本格的な

シリンダー錠とも交換できます。

 

さらに、何も必要ない時には、

鍵穴のないプレートも準備されています。

 

室内ドア用レバーハンドル

 

ドアのデザインや仕上げに合わせ、

レバーハンドル等の金具類も

たくさんの種類の中から選べるのです!

 

室内ドア用レバーハンドル

 

せっかく長い時間を待って、スウェーデン

から持ってくるので、やはり、

ディテールまでこだわりたいですね。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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author:Akio Kanaida, category:室内ドア, 09:00
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#230 無垢の框ドア

無垢の框ドア

 

Tjena! 

 

スウェーデンの室内ドアといえば、

無垢の框ドアが得意です!

 

デザインはシンプルながら、

クラシックからモダンなインテリアまで

使っていける室内ドアです。

 

樹種は、パイン材が主で、特に

スウェーデン北部産の框ドアは、

上質なドアとして認知されています。

 

扉の枠材(框)部分の厚みは42mm

室内ドアといえど重厚なのです。

 

無垢の框ドア 無垢の框ドア

 

使い始めは白く、使っていくと

アメ色に変化していきます。

何十年経っても、質感が落ちない・・・

それが無垢の框ドアなのです。

 

無垢の框ドア 無垢の框ドア

 

クリアラッカー仕上げではない、

カラーステインやホワイトペイント

仕上げでは、同じデザインでも、

その質感は全く異なります。

 

オーク無垢材を選べば、さらに

高級感ある印象となるでしょう。

 

無垢の框ドア 無垢の框ドア

 

様々なデザインがありますが、

同じ扉で、開き戸と引き戸とが

選択できるのも大きな特徴です。

 

開き戸には、専用の枠材に、

ハンドルとキープレートが付きます。

 

無垢の框ドア

 

キープレートには実際に鍵穴があり、

専用の鍵で、簡易的なロックもできる

ユニークな構造となっています。

 

引き戸の場合には、引き戸用の

取手や金具が付属します。

 

無垢の框ドア 無垢の框ドア

 

上部に専用の引き戸レールを取り付け、

扉を吊り下げてスライドさせる構造です。

 

引き戸の下部に溝(レール)がないので、

部屋間でフローリングを一体化できます!

 

重厚な無垢の框ドアを支える蝶番は、

扉を上下に微調整でき、現場で

左右の吊り元を変えられる特殊な

蝶番を標準装備しています。

 

蝶番の差込が、両方から入れ込める

構造となっていて、ラッチ錠も、

引き抜くと反転する構造なのです!

 

本体の耐久性もさる事ながら、

こういった調整機能や可変性もまた、

室内ドアを何十年と使っていくために

必要な事要素なのですね。

 

 ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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  ⇒ http://mala-gruppen.com/byggmaterial/innerdorr.html

 

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author:Akio Kanaida, category:室内ドア, 09:00
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#229 スウェーデンの断熱リノベーション

パッシブハウス

 

Tjena! 

 

スウェーデン本国仕様住宅に

使われている断熱材(ロックウール)の

プレゼンをまとめていたら、興味深い

資料があったので、ご紹介します。

 

スウェーデンの断熱リノベーションで、

断熱性能の「ビフォー・アフター」、

その仕様と消費・損失量の比較です。

 

Ref. Paroc Konstruktion&Passivhus

 

ビフォーの住宅モデルはというと、

1970年代のオイルショック以前、

つまり、築40年以上の家です。

 

断熱リノベーション

 

まず、驚いたのが、その仕様です。

外壁の断熱材:95mm

屋根天井の断熱材:100mm

木製窓:2層ガラス

 

???

これって、今の日本で、高断熱住宅と

呼ばれている仕様と変わりませんね?

 

ちなみに、この家で、

1年間の消費エネルギーが、35,000 kWh

その内、住宅の外皮(境界構造)からの

エネルギー損失が、23,500 kWhです。

 

その値は、置いといて、続いて

アフターの住宅モデルは、「現在」で、

この資料では、断熱リノベーションをした

場合の仕様が以下となります。

 

断熱リノベーション

 

外壁の断熱材:240mm厚(3層の断熱層)

屋根天井の断熱材:400mm

木製窓:3層断熱ガラス

 

???

さらに驚きですね!

これって、日本でいう、パッシブハウス

に近い仕様ではないでしょうか?

 

この結果、

1年間の消費エネルギーが、15,000 kWh

・・・マイナス20,000 kWh

 

その内、住宅の外皮(境界構造)からの

エネルギー損失が、7,500 kWh

・・・マイナス16,000 kWh

 

実に、莫大なる省エネ効果です!

 

 

ちなみに、こんな資料もありました・・・。

パッシブハウスの外壁の断熱構成です。

 

外壁の断熱材:505mm厚(4層の断熱層)

外壁の熱貫流率:U=0.080 w/m2k

 

パッシブハウスの外壁仕様

 

外断熱:45mm厚(d2

主体構造:195mm厚(d1

内断熱:195mm厚(d3

気密シート

内断熱-270mm厚(d4

 

こんな4層の断熱構成です。この仕様は、

日本で、何と呼べば良いのでしょうか・・・?

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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author:Akio Kanaida, category:断熱材, 09:00
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#228 木製窓は前付け?

スウェーデンの木製窓

 

Tjena! 

 

スウェーデンの木製窓を日本の住宅へ

取り付ける時、日本の樹脂サッシとの

大きな違いは、重量と取付方法でしょう。

 

樹脂サッシは、3層ガラスといえど、

重量は軽く、ユニットを納めれば、

取付と水切り防水処理がほぼ完了です!

 

これに対し、スウェーデンの木製窓は、

105mm以上はある枠材に重厚な扉、

窓を搬入し設置するも一苦労・・・。

 

何十年の使用が想定される木製窓は、

取付調整ボルトと呼ばれる金具で

窓枠が調整できる取付方法となります。

 

このため、窓枠が動けるように、

窓外周に10mmのクリアランス

(隙間)を確保します。

 

この隙間には、窓を取り付けた後、

断熱処理と、室内側に気密処理、

外側に防水と通気処理が必要です。

これら作業もまた一苦労・・・。

 

「スウェーデンは、こんなに

面倒な作業を行なっているのか?」

とよく聞かれます。

 

答えは、「YES」。

ただし、日本と明らかに違うのは、

「後付け」ではなく、「前付け」です!

 

スウェーデンでは、予め、工場で住宅の

「外壁ブロック」を作製しています。

 

工場では、木製窓を外壁の枠組みへ

取り付けるのではなく、木製窓の外周に、

まずは、たて枠材を取り付けます。

 

外壁ブロック-窓の取付

 

分厚い断熱・気密ゴムを挟み込んだ

「窓ユニット」を、外壁の枠組みの一部

として組み込んで行きます。

 

外壁ブロック-窓の取付 外壁ブロック-窓の取付

 

そして、断熱・気密処理をしながら、

外装材、水切り材を取り付け、防水、

通気処理も行なってしまいます。

 

外壁ブロック-窓の取付

 

「外壁に窓を入れ込む」のではなく、

「窓から外壁を作る」わけですね。

 

工場では、木製窓や外壁ブロックを

吊り上げるクレーンがあるので、

重量も、問題になりません。

 

外壁ブロック

 

4mから8mにもなる外壁ブロックは、

相当な重量になるものの、現場では

重機のクレーンが待機しているので、

全く問題なし!・・・ですね。

 

外壁ブロックを設置すれば、

ほぼ全ての作業が終了・・・。

なんとも合理的な手法です!

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

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#227 アンティーク調のオムツ交換台

Robust-Black

 

Tjena!

 

スウェーデン製オムツ交換台

Robust」(ロブスト)は、

ブナ無垢材(Beech)の木製です。

 

日本では、ナチュラル仕上げの

「Robust-Beech」が人気です。

 

一方、スウェーデンでは、

インテリアに合わせ、カラーペイント

仕上げが多く使われています。

 

というのも、スウェーデンでは、

玄関ドアや窓、階段といった建材も、

カラーペイント仕上げとするのが

一般的で、仕上がりもキレイです。

 

それは、私たちが想像するペイント

仕上げではなく、どちらかというと、

ラッカー仕上げに近い感じです。

 

また、色も、カラーチャートから

色番号を指定するのが一般的です。

 

RAL-カラーチャート

 

これは、スウェーデン建材全般に

言える事ですが、標準のホワイト以外は、

指定色で同じ値段・・・という

価格設定となっているのです。

 

玄関ドアの工場を視察した際も、

色を配合し、すべての色番号を

そこで作って塗装していました。

 

「Robust」も同じく、

「Robust–Color」を選べば、

色を指定できます。

 

例えば、グレーという色でも、

様々なニュアンスのグレーが

あるので、迷ってしまいます・・・。

 

先日、「Robust–Color」を

ご希望のお客様がいました。

 

インテリアの設計をしている

デザイナーの方で、以前建築した

結婚式場に、オムツ交換台を2

設置したいとの事でした。

 

当初は、現場の内装に合わせ、

カラーチャートから最も近い

色番号を選ぶ予定でした。

 

しかし、「Robust–Color」は、

スウェーデンの工場で塗装をかけて

日本へ配送されてくるため、

納期に1ヶ月は必要です・・・。

 

そこで、日本に在庫のある

Robust-Beechを自社で塗装し、

結婚式場の化粧室に設置しました。

 

設置後、送って頂いた

写真を見てビックリ!

 

Robust-Antik

 

そこには、アンティーク調の

内装に、とてもオシャレな

ビンテージ風の「Robust」が

ありました!!

 

デザイナーの方の世界観と、

ちょっとしたアレンジによって、

これまでに見たことのない

「Robust」・・・。

 

Robust-Antik

 

そして、「Robust」の新たな

可能性を感じたのです。

 

  ∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞・∞

 

*Tjena! は、スウェーデン語で「どうも!」の意味です。

 

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author:Akio Kanaida, category:オムツ交換台, 09:00
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